看護師のパワーハラスメントの実状とその対処法~看護師のいじめ・自殺~

皆さん、こんにちは。

看護師の働きやすさ改善に興味も、看護師のパワーハラスメントは想像以上に深刻だと思っているナースのマキです。

現代は女性社会と言われ、女性の社会的地位や名誉を男女平等に得られるようになってきました。 女社会と言っても、OLや美容師など業界によって色々あると思いますが、今回私が現場から訴えたい女社会とは、女性の比率が多い職業で第7位(※平成27年度総務省統計局による国勢調査参考)に上がる看護師の働きにくさは異常だという事です。

以下このツイートは、私が以前このニュースを見て『これを広めなければいけない』と強く思った男性看護師がパワハラにより自殺に追い込まれ、命を絶ってしまったという記事です。

私が現場で働きながら思う事は、日常的にパワーハラスメントが存在する為に、表立ってでてこないという事が一番深刻な現状ではないかという事です。

明るみにはでないけど、日々の指導の場面、後輩への対応の仕方、スタッフへの態度、物の言い方などがパワーハラスメントになっている実情は大いにあると思います。

※この記事を読んで下さる前に、お願いしたい事があります。

それは、看護師の皆さんには今一度ご自身が他者や仕事現場に対しての振舞いを見直して頂きたいという事。

そして、もう一つは今パワーハラスメントにあわれている方には、対処法を載せておくので今後の参考にして下さい。

看護師に多いパワーハラスメント

なぜ看護師にはパワーハラスメントが多いのでしょうか。

これは単純に女脳と男脳の違いです。

恋愛心理学の本にはよく『男脳を理解しよう!』なんて女性向けのコピーライティングを見た事があると思います。

昔から男性は一匹狼のように行動し、狩をする。 女性は子孫を守るために仲間を作りたがる。

なんて仕組みからきてるのでは?

とは憶測ですが、女性は自己防衛や承認の欲求を満たすために、悪口を言う事で自己開示をしています。

仲間を作るという行為は脳科学でも証明されており、本も出版されています。

その本によると、人間の脳科学においてイジメは当然起きる行動である為、本当に大切なのはイジメを対処する事だと述べています。

看護師の職場はなぜ働きにくいのか?

女性の比率が高い職場

スタッフ数も限られている

口を言われる

 

派閥が生まれる

働きにくい

イジメに合うケースも!!

このループに流されない強い人は、マイペースに切り抜ける事が出来ます。

しかし、ほとんどの人は、人間社会の本質なのでこのループを回避するのは難しい…。

悪口を言いたくなくても、傾聴しなければいけない。

派閥があれば空気を読んで理解しながら対応しなくちゃいけないと思うと過重なストレスが生じる…

でも実際には、そんな事に合わせる必要はないのです。

自分自身でスキルを持ち、自分の意見を述べて、受け流す事が出来ればうまく付き合っていけるのかもしれません。

いくら自身が間違った行動をしていなくても、相手の捉え方で陰湿な対応を受ける方が多いと思います。

また、性格的に優しい看護師の方が言い返す事をためらってしまう事も。

理不尽なパワーハラスメントを受けていたとしても素直に受け入れてしまう。

その連鎖が習慣化しているなんてことも珍しくないと思います。

女社会に生きる男性看護師の場合は、もっとも悲惨な事でしょう。

なぜなら脳の構造が異なるのに、女性目線での行動を求められるからです。

その働きにくさは女性のわたしには想像を超えると思います。

「男性だから頼みやすい・男性だから怒らない・男性だから何も言わない」と思っている女性看護師も多いのではないでしょうか。

看護師のパワーハラスメントの原因

私の経験上、看護師って専門職ゆえに本当に個人の世界が狭い。

だから、病棟という小さい世界で女脳がたくさん働く結果、パワハラが生まれる。

技術職ゆえに、先輩の教えがないとひとり立ち出来ないため、上下関係が厳しい。

また新卒で入職して、経験年数が経てばやがて中堅となりますが、歩合制や成果報酬型の給与形態ではない影響もあり、社会人としての人格形成が未熟な看護師も多い。

その看護師が、指導する側になれば、挨拶を無視したり、教育的指導を超えた態度がまかり通ってしまう。 要は天狗になりやすい環境が揃っているのです。

また女社会に医師という男社会が混じる事で、院内では嫉妬の形成、執着、ゴシップも生まれます。

今回、先ほどご紹介させて頂いたTwitterの男性看護師の自殺に関する記事も、ご遺族が勇気をもって活動して下さった結果、多くの看護師や医療従事者への周知に繋がったと思います。

しかし、実際には他にもこのようにパワーハラスメントにより看護師が自殺に追い込まれたニュースを知っています。

看護師の悲惨なパワハラの実情は、明らかになっていないだけだと思うのです。

本来は、医療従事者は弱者の立場により添える人間形成が必要です。

しかし、実情はこのようにパワハラやいじめなど人間関係が原因で退職に追い込まれる、自殺に追い込まれている人は相当数存在しています。

パワハラを受けた時にはどう対処すればよいのか

1、誰にいつどんな事を言われたのか証拠を残す

これは弁護士の友人が教えてくれた事ですが、専門機関でもこのように指導されています。

これは、万が一パワーハラスメントに合い、勇気を出して戦おうとする時に証拠が必ず必要になるのです。 出来ればボイスレコーダーなどの音声を録音しておく、時系列に文章としていつ・誰に・何を言われたのか記録に残しておき、何かあった時には提出出来るように準備しておきます。

優しい性格の持ち主ほど、このように戦う事を恐れてしまうと思いますが、ためらわないでください。 この勇気が今まであなたが受けていた仕打ちを唯一正せるチャンスなのです。この証拠が、今後も被害者を出さない為に有用になるので、自分を責めずに信じて行動して下さい。

2、信頼出来る上司・同僚に相談する

もしも、職場に信頼できるスタッフがいる場合は、まずは相談してみる事からはじめましょう。同じ職場だから分かる事もあり、同じ悩みを持つスタッフもいるかもしれません。

自分一人で戦うよりも、仲間が出来れば悩みを共有する事で気持ちが楽になり、職場に対するストレスが少し軽減する場合もあります。 私の経験上ですが、パワハラをしてくる先輩は自分だけでなく、大抵の人も苦手だと思っている事が多いです。 思い切って、スタッフに相談し自己開示してみれば、相手も同じことを思っていたなんて事もあると思います。

また、現在はパワーハラスメント対策研修なども行われるようになり、本来は師長クラスの上司がパワーハラスメントの実情を理解して積極的に介入していく事が望ましいです。

役職柄、そのような問題を相談されれば守秘義務を守り解決する立場にあるので、一度相談してみましょう。しかし、組織ぐるみでのパワーハラスメントが存在する事もある為、全ては信用せずに師長に相談する時も、その内容も記録に残しておきましょう。

3、社会資源を利用する

厚生労働省による労働基準監督署と労働局には相談の窓口があります。実際には、マニュアル対応で第三者としてしか動いてくれないという意見も聞いた事がありますが、まずはそこに相談してみる事で今後の解決策がみつかるかもしれません。

また、一番頼りになるのはやはり弁護士さんだそうです。費用が掛かる事も事実ですが、費用は問題が解決後に支払うというシステムもあるので、一度無料の電話相談をしてみるのもいいかもしれません。

4、今すぐ辞める

まだその職場でのラダーや研究、役職などやりたい事があるなど目的がある場合は同じ職場で戦っていくしかないと思いますが、そうでなければ看護師の資格があれば、就職先はたくさんあります。

 

毎日度を越えた辛い思いをしてパワーハラスメントを受けても笑顔を作って、無駄な我慢ばかりしながら働く必要はないと感じます。 それよりも自分がやりたい看護をする、自分にあった職場をみつける、看護師としての働き方を変えてみる事の方が看護師の仕事が100倍楽しくなり、やりがいを持てると思います。

職場を辞める事は逃げる事になる、同期に比べたら負け組かもしれないと悩むかもしれませんが、自分自身で転職をして環境を変える事で新たな世界が広がり、新たな資格を取るといった目標が出来たり、やりたい看護が出来る事で看護師としてもスキルアップに繋がる事も出来ます。

職場を変える事もキャリアアップのひとつになるプラス要素だと思います。

パワーハラスメントは誰でもおこる

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

でも、もう一つ最後にお願いしたい事があります。

それは、誰でも加害者・被害者になり得るという事です。

自分は同僚・後輩に対してパワハラをしていないと思っても、相手にとっては態度が言い方がパワーハラスメントに感じてしまう事もあります。

一方、相手が普通に対応していても、これはパワハラだと思ってしまう事もあると思います。

今一度、自身の態度や言動、他者との関わりを見直すという個人の前向きで謙虚な姿勢があるだけで、実際の現場でのコミュニケーションが改善され働きやすい職場になると思っています。

看護師の働きやすさ改善を目指し、現場からは以上です。

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